産業廃棄物処分業許可申請のポイントとは?手続きの流れと虚偽申請によるリスクを解説
イントロダクション
産業廃棄物処分業を行うためには、許可申請が必須です。許可がなければ事業ができないため、手続きを正確に行うことが重要です。本記事では、許可申請の流れや必要書類、注意すべきポイントを解説します。
産業廃棄物処分業許可申請とは?
産業廃棄物処分業とは、廃棄物の処理や清掃を行う事業で、環境への影響を考慮した適正な処理が求められます。許可申請が必要な理由や、許可を取得しないリスクについて触れます。
許可申請の流れ【東京都の場合】
申請方法
- 申請に先立ち事前提出書を提出する
事前計画書の提出方法等については、「事前計画書作成の手引(処分業中間処理施設用)をご参照ください。
申請手数料(令和3年4月1日現在)
- 新規許可申請:100,000円
- 更新許可申請:94,000円
納入方法
申請手数料は、申請当日に都庁本庁舎内(午後4時以降は庁舎外)の金融機関及び多摩環
境事務所管理課経理担当窓口で納付することとなりますので現金の御用意が必要です。
なお一度納付された申請手数料は、不許可や申請取下げの場合でも返還されませんので注意が必要です。
虚偽申請によるリスク
虚偽の申請により許可を受けた場合は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定により許可が取り消されます。なお、許可取消の日から5年間は新たに許可を申請することができません。
また、行政書士が虚偽の申請・届出をした場合は、行政書士法の規定により処分されることがあります。